ダージリン・マカイバリ紅茶農園から届く、紅茶のメールマガジン「マカイバリ紅茶通信」

紅茶の中の紅茶、マカイバリ紅茶
マカイバリ茶園アジア・日本総代理店
マカイバリジャパン
紅茶 マカイバリ紅茶の世界マカイバリ紅茶物語ダージリン国際協力紅茶:マカイバリ紅茶マカイバリ紅茶通販紅茶通販注文紅茶一覧
取得資格・賞 | 掲載記事会社概要卸売販売メールマガジンお問い合わせFAQサイトマップ | ホーム

マカイバリ紅茶通信

マカイバリ紅茶農園から届く紅茶のメールマガジン「マカイバリ茶園通信」。マカイバリ茶園主からの手紙や、マカイバリ茶園の紅茶のこと、シュタイナーのバイオダイナミック農法、そしてニューデリー駐在員からのインド情報など、旬の話題を盛りだくさんでお届け中です!

 

マカイバリ紅茶通信目次へ
2001年創刊号〜
2002年1月〜
2003年1月〜
2004年1月〜
2005年1月〜
2006年1月〜


紅茶専門店スタッフのブログ;マカイバリ紅茶日記
ニューデリー駐在員が語るインド!
ブログ:「マカイバリ紅茶日記」

 

 

   

ダージリン・マカイバリ紅茶通信
6号 2001年8月31日  マカイバリ茶園のロゴの秘密

  こんにちは。マカイバリ・ジャパンの石井です。
  月日が経つのは本当にあっという間ですね。8月も今日で最後です。 厳しかった暑さも峠を越え、朝夕はしのぎやすくなって きた今日このごろです。 蝉の鳴き声が秋の近いことを知らせてくれます。 自然は正直ですね。 紅茶がおいしく感じられる季節です。 熱い紅茶をいれて、夏の疲れを癒しませんか。


●========================●          
INDEX

■自然の恵み「マスカテル」
■茶園主ラジャ氏からのメッセージ
■茶園主ラジャ氏の原文
■最後に

●========================●


■□■自然の恵み「マスカテル」■□■
  前回はシルバーティップスをご紹介しましたが、 今回は「マスカテル」をご紹介をします。

  マカイバリ紅茶は独自のグレードによる分類をしています。 最高グレードは「シルバーティップス」、 その次は「ヴィンテージ」です。 夏摘みのヴィンテージのみ「マスカテル」と 特別に呼びます。マスカットの味と香りがするために、 特別に「マスカテル」とよばれているのです。

  マスカットの味と香りを出すのは、 グリーンフライ(ウンカの一種)が茶園に飛来し、 茶葉をかじることによって生じます。 グリーンフライがかじったところから、自然発酵がおこり、 マスカットの味と香りを出します。 日本ではウンカは穀物をすべて食べ尽くしてしまうので、 害虫の一種とされています。 マカイバリ茶園では、グリーンフライが飛来してきて しばらくするとてんとう虫が飛んできてグリーンフライ を食べます。 また、しばらくするとてんとう虫を食べる鳥が飛んできて・・・と 自然体系のバランスがうまく保たれているのです。 (だからマカイバリ茶園では、農薬を使う必要は全くありません。) グリーンフライが飛んでくるのは、有機農法の茶園のみです。 マカイバリ茶園の「マスカテル」はそのおいしさでマカイバリの名前を 世界に広めました。 日本でも、マスカットフレーバーのするセカンドフラッシュは 大変人気があります。 夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテルは今が旬です! 「マスカテル」はe-mailまたはFAXでご注文できます。

○2001年夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテル(100g)   (木箱 または 布袋入り)3,000円
○2001年夏摘みセカンドフラッシュ・マスカテル(50g) 1,500円 (簡易アルミパック入り)

FAX 03-3363-4331
e-mail tea@makaibari.co.jp

◆ご注文フォーム◆
1.お名前
2.お届け先のご住所
3.電話番号
4.e-mail
5.商品名と個数
6.支払い方法(郵便振替または銀行振込をお選びください)

■□■茶園主ラジャ氏からのメッセージ■□■
 今日はマカイバリのロゴマークについての話です。  
  マカイバリのロゴマークは花のような形をして、とてもかわいらしい、とお客様に評判です。ヨーロッパやアメリカ、インドではすでに マカイバリのロゴマークはとても有名です。 実はこのロゴマークには知られざるエピソードがあります。スターウォーズではありませんが、エピソードは3編に渡っています。今日はその第1編をご紹介します)

  1983年、妻と私は飛行機でバグドグラからアジメールに 向かっていました。 私たちの長男であるUDAYANが当時10歳で、 アジメールにある特別の学校に入っていたからです。 (訳者注:イギリスの植民地であったインドでは、 子息を英国と同様に郊外または海外にある全寮制の学校 にいれる家庭もあります。ラジャさんも幼少から英国の全寮制の学校 で教育を受けていました。しつけも厳しく、バイオリンなどを習わされていたとよく話してくれます)

  その学校は、インド西部のラジャスタン地方にあり、ダージリン から1800km離れています。 茶園から学校までは、飛行機や車を乗り継ぐととても長い道程です。 私は飛行機の中で雑誌を読んでいました。 雑誌の表紙には、「幸運を売る男(THE MAN SOLD LUCK)」という ある超能力者についてのタイトルがかかれていました。 私は夢中でその男、Mr.Krishnaの話を読んでいました。 彼は、バンガロール(南インドにある都市。 インドのシリコンバレーとして有名)出身で、 ロゴマークをデザインすることによって、 悩んでいる人たちの精神を和らげ、精神的な平和、 物質的な成功をもたらせるのです。 私は植物の心の動きとは常に接してきたので、 植物よりもはるかに複雑な人間の精神 を和らげることができるのならば、 彼はきっと偉大な人間に違いない! と最初に感じました。 私は彼に手紙を書きました。 その後、長期に渡る手紙のやりとりの後、 Mr.Krishnaはマカイバリ茶園が140年にわたって 使ってきたロゴマークがよくない、ということを述べました。

  この件について家族全員と相談しましたが、 全員がロゴマークの変更に対して反対でした。 さらに、超能力者にデザインしてもらうにしても、 デザイン料金は高額でした。ところが、幸運なことに、私の保険がそのとき満期になり、 デザイン料を支払えるちょうどの金額になっていたのです。 家族は、私が自分の資産からロゴマークのデザイン料を支払うことについて何も反対はしませんでした。 お金を支払い、数ヵ月後にロゴマークが送られてきました。 それ以後、私の人生は大きくかわることになるのです。

  次週は、新ロゴマーク導入後16年経ってから Stephen Leeという人物が解明した、 そのロゴマークについての神秘的な話を紹介します。 きっと、マカイバリのロゴマークが皆様に あなたに平和と繁栄をもたらすでしょう。

ラジャ・バナジー


■□■ラジャさんの原文■□■
   In 1983, my wife and I were travelling by air to Ajmer from Bagdogra,to place our older son Udayan, who was then 10 at an extraordinary school. The school is located in the Western part of India, at Rajasthan 1800kms away. The flight to Delhi took 2 hours, a wait at the airport then on to another 30 minute flight to Jaipur followed by a 2 hour drive brought us to the famous school Mayo College.

   I had picked up a magazine to read in the flight,and on the cover was a story of a psychic, titled THE MAN WHO SOLD LUCK. I was engrossed reading the account of the man,a Mr.Krishna from Bangalore,who harmonised the vibrations of troubled people by designing a logo for them that brought in peace,harmony and material success. I've always dealt with vibrations of plants,and my first reaction was that this indeed is agreat soul,who cpould harmonise vibrations of humans,who are far more complex than plants. I wrote to him and after lenghty correspondence,he stated that our 140 year old logo was unsuitable..

   I consulted with all members of my family for their opinion,and everyone was against any change. Moreover,the psychic designer was very expensive too. As luck would have it, an insurance policy of mine matured at that point,and its value covered the fees exactly. The family had no objections if I were to pay from my resources for the logo. The money was sent,the logo arrived a few months later and believe you me life has never been the same after.

   Next week ,I'l reveal the mystery of the logo which was interpreted by Stephen lee 16 years after incorporating it. May the LOGO accord you peace and prosperity.

rajah banerjee.


■□■最後に■□■
  最後まで読んでいただきましてありがとうございます。 今回ご紹介いたしました「マスカテル」の ご感想もお客様よりいただいております。 ありがとうございます。

  あるお客さまより、グリーンフライ(うんかの一種)が葉を かじるという点で、マスカテルと中国茶の「東方美人」は似ている、 とのご感想をいただきました。 「東方美人」もうんかが葉をかじるそうです。 お茶のルーツは中国茶ですからラジャさんも 中国茶から学ぶことが多いようです。 ちなみに、マカイバリ茶園では、茶樹を葉の小さい中国茶樹と 葉が大きくて味が濃いアッサム茶樹とを育て分けています。 マスカテルやシルバーティップスはもちろん中国茶樹です。 グリーンフライは中国、アッサム茶樹の両方の葉を かじります。 自然の産物のおいしさを一番よく知っているのでしょう。 自然は正直です。

  今年も多くのグリーンフライがマカイバリ茶園に 飛んできました。 そのために、1996年以来のおいしい「マスカテル」が できたそうです。(ラジャさん談) 自然の恵みをたくさんうけた「マスカテル」 ぜひお試しください。 ではまた来週ご意見・ご感想お待ちしております。 tea@makaibari.co.jp

●姉妹メールマガジン「インド・ガネーシャ通信」も 一緒にご購読ください。 インド代表の石井吉浩他数名のスタッフがインドを さまざまな角度からご紹介します! インド・ガネーシャ通信の登録はこちらからできます。 http://www.makaibari.jp/mailmagazine/index.html

●ダージリン・マカイバリ通信のバックナンバーはここから読むことができます。 http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000072500

●ダージリン・マカイバリ通信の登録解除はこちらかできます。 http://www.kaijo.com/http://www.kaijo.com/ (ID 0000072500)


***************************************************
有限会社 マカイバリジャパン
ダージリン有機栽培マカイバリ紅茶総代理店
〒164-0001 東京都中野区中野6-22-5
代表 石井 洋子
http://www.makaibari.co.jp/
tea@makaibari.co.jp  
Tel:03-3363-4331
Fax:03-3363-4332
***************************************************


マカイバリ茶園アジア・日本総代理店 有限会社マカイバリジャパン
〒164-0001 東京都中野区中野6-22-5
TEL 03-3363-4331 / FAX 03-3363-4332 / email tea@makaibari.co.jp

「マカイバリ」の呼称およびロゴは有限会社マカイバリジャパンの登録商標です
Copyright (C) 2006 Makaibari Japan Ltd. All Rights Reserved.