ダージリン・マカイバリ紅茶農園から届く、紅茶のメールマガジン「マカイバリ紅茶通信」

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マカイバリ紅茶通信

マカイバリ紅茶農園から届く紅茶のメールマガジン「マカイバリ茶園通信」。マカイバリ茶園主からの手紙や、マカイバリ茶園の紅茶のこと、シュタイナーのバイオダイナミック農法、そしてニューデリー駐在員からのインド情報など、旬の話題を盛りだくさんでお届け中です!

 

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ダージリン・マカイバリ紅茶通信
29号 2002年2月23日   
ダージリン紅茶園の最新情報

 こんにちは!マカイバリジャパンの石井です。
 マカイバリ茶園では2月3日ラジャ氏の次男(Saurov)の結婚式が、約980人の列席者の中、盛大に行われました。 その中にはコミュニティー(従業員)の人たち約500人も含まれていました。マカイバリジャパン代表・石井も結婚式に参列しま した。今日はマカイバリ社ニューデリー代表 石井吉浩からの ダージリン最新情報をお伝えします。


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INDEX
■ダージリン最新情報
■最後に
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■□■  ダージリン最新情報  ■□■  
  2月、マカイバリ茶園でラジャ氏次男の結婚式に招待され、ダージリンに行って来ました。ラジャ(マカイバリ茶園の茶園主)と3日間にわたって話し合ったことを報告します。

A)昨年度の生産量ラジャの話によると、雨季が終わった9月中旬以降、ダ ージリン地域に大量のtea mosquito(紅茶蚊。通常の蚊の半分位の大きさでバッタのように飛ぶ。茶葉の汁を吸う害虫)が発生しました。 大半の茶園は殺虫剤で対応しました。しかし、マカイバリ茶園では従来通りニーム水(水とニームの葉を混ぜた昆虫忌避液)で撃退を試みましたが、効果は少なかったです。 何分無数の大群だったので有機栽培で紅茶を栽培している茶園の中で、特にマカイバリ茶園は被害が大きかったのです。 毎年このtea mosquitoは少しは発生するのですが、昨年は何年ぶりかの異常発生でした。

  この影響で昨年度マカイバリ茶園の生産量は予想目標量の130トンより15トン少ない115トンでした。(茶蚊に影響無い茶葉のみを摘み取りせざるを得なかった為)。 しかしダージリン全体では昨年度生産量は8,500トン以 下になる見込みです。これは一昨年比1,000トンも少ないのです。この最大の原因は労働争議に起因するものと思います。昨年度はいくつかの茶園で労働争議が頻繁に見られました。 大半の非有機栽培茶園では殺虫剤を大量に使用してtea mosquitoに対処したので、これによる減産は少ないと思われます。寧ろ土壌の枯渇の方が大きいと考えられます。この減少傾向に対して茶園主ラジャは既に数年前から警告を出していました。

B)マカイバリ茶園の今年度見通し
  今年の冬の気候は紅茶にとって非常に好ましいです。つまり、昨年11月以来今年1月末迄に5回雨が降りました。(ちなみに、ここ3年間は全くなしです) 更に1月中旬以降例年より気温が高いです。そのためファーストフラッシュ(春摘み紅茶)は素晴らしい品質の紅茶が期待できるでしょう。 また、年間を通しても昨年以上の生産量になると思います。ファーストフラッシュの摘み取り開始は現在のところ3月12日から15日の間で良い日を考えています。(3月11日にUSAから帰国する予定です)

  昨年と同じくファーストフラッシュの中でも、初日に茶摘みされるDJ-1をマカイバリジャパンに優先的に 出荷し、日本の多くの方にこの素晴らしいDJ-1を飲んでいただきたいと思います。ですので早くに注文をください。

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  以上彼より心強いコメントをもらいました。 既にガネーシャ通信(ダージリン通信の姉妹通信)で ご連絡しましたように、昨年度マカイバリ茶園は “heavy pruning"(旱魃に備え冬に例年以上の枝刈り)を果敢に挑戦しました。この効果があって、8月末迄は順調に増産態勢でした。しかし上記の紅茶蚊の被害が出ました。今年も再度同様の挑戦をしています。 その効果を大いに期待したいと思います。

  茶園を見て周りましたが(2月初旬)、新芽は冬眠からやっと目を覚ました位の感じでまだまだ小さく、後一月半の時間を待ってくれと言う状態でした。 しかし昨年と比べ5回の雨の恵みからか茶園全体が緑ぽっく見えました。             (インド代表 石井吉浩)


■□■ 最後に  ■□■
  ラジャさん会心の出来が期待できる春摘み紅茶ファーストフラッシュがとても楽しみです。 DJ-1(ディージェー・ワン)とは、今年度最初にに茶摘みされ、出荷される紅茶です。初日にとれる量には限りがあります。 ヨーロッパなどでは、縁起ものとしてオークションなどで高値で売買されます。 マカイバリジャパンでも多くの方々に飲んでいただきたいと思っており、近日中にDJ-1(ディージェー・ ワン)のご案内を、メルマガで発信させていただきま す。紅茶ファンには見逃せない情報と確信しておりま す。 引き続きドイツ人女学生メリサンデのマカイバリ茶園滞在記最終章も発信いたします。

 ではまた来週  ご意見・ご感想お待ちしております。  tea@makaibari.co.jp

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