ショッピング > 2023年夏摘み紅茶セカンドフラッシュ クラシック
クラシックとは
シルバーティップス、ヴィンテージがマカイバリ茶園の特別な茶畑で摘まれた葉でつくられるのに対して、クラシックはそれ以外の茶畑で摘まれた中で一番良いグレードを「クラシック」と名づけています。マカイバリ茶園は昔、コルカタにT'CLASSICという貿易部門を担当する会社を持っていたので、そこから名前をつけました。クラシックは味と香りがはっきりとしています。毎日たくさん飲まれる方におすすめしている紅茶です。
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マカイバリ茶園の風景。
芽吹いてきた元気な新芽。
マカイバリ茶園で咲く紫陽花。
夏摘みの時期に茶園に咲く花。
自然との調和をめざすマカイバリ茶園
2023年は2022年に続き、異常気象が続いたダージリン地方でした。夏摘みの最盛期である5月〜6月は雨が降らずに猛暑でしたが、6月下旬になると例年よりも早いモンスーン到来で連日、雨がマカイバリ茶園に降りました。夏摘みには適度な雨と太陽、そして気温の上昇が必要です。
マカイバリ茶園は自然との調和の中、自然のリズムにあわせた紅茶栽培を実践しています。異常気象の中でも、天候の良いタイミングをみて茶摘み、製造を行いました。何よりも土づくりが大切であるマカイバリ茶園。シュタイナー農法の調合剤を使用し、マルチングにより、枯れ葉も土の上に落ちて豊かな土をつくります。さらに、茶畑の周りには毎年、多くの木々や植物を植えます。多様性(Diversity)の中で紅茶を育てることが、丈夫な紅茶をつくることでもあります。逆境の中でも良質な紅茶をつくることに挑戦しているマカイバリ茶園です。
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雨が降らず、連日暑い日が続きました。
雑草は堆肥になり、豊かな土をつくります。
茶摘み風景。
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マカイバリ茶園には約300種類の野鳥が生息していますが、その中でも最も大きな鳥がホーンビル(Great Hornbill)です。 マカイバリの地図には必ずホーンビルが描かれるほど、マカイバリの森に棲む2頭のベンガルドラに並んで、マカイバリのシンボルとなっています。インドでは、「鳥の王様」とも呼ばれている、全長1.5メートルの大きな鳥です。
茶園ではレンジャー部隊や茶園のスタッフたちが何度も見ていますが、カメラにおさめたのは今回が初めて。写真のホーンビルは巣をつくり、ひなに餌を運んでいます。 ホーンビルの家族が棲んでいるのは、こんな森です。
茶園主ラジャ氏は「ホーンビルがいるのは、その森に数百種類の鳥たちが棲んでいる証拠なんだ」。そして、「1羽しか見なかったのは、さらに嬉しいことだよ。それはメスがヒナを育てている証拠。マカイバリにまたホーンビルが増える。自然がくれた大切なプレゼントだ!」。
マカイバリの地図を見る度「この幻の鳥にいつか出会ってみたい」と思っていました。マカイバリと関わりはじめて14年。 ようやく、ようやく、願いが叶いました。 2012年6月 マカイバリ茶園にて
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