チョウサ農園はインド北部ウッタラーカンド州にあります。背後にはヒマラヤ山脈が連なり、ヒマラヤ山脈の裾野の地域に農園はあります。この農園は100年以上前にジャングルを切り開き、マンゴー農園として今日にいたります。摘み取りの時期3ヵ月間(6〜8月)だけオーナーが農園で生活をしています。広大な農園では、剪定もせずに自然のままにしているので、木の高さが5メートル以上もあります。マンゴーの摘み取り時期には250人以上の男性が働きます。三人一組で、籠を持って木に登り、摘み取った途中で受け取る男性と下で受け取る男性をチームワークで行うのです。
5メートル以上もあるマンゴーの木。
野生の猿もマンゴーを食べます。 |
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収穫は三人一組でおこないます。
木に登ってマンゴーをとる子ども。
こんなにたくさんのマンゴーがとれました!
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マリカを栽培している農園は、インド北部ウッタラーカンド州にあります。州都デラドン(Dehra Dun)から車で3時間のジャングルの中にその農園はあります。背後にはヒマラヤ山脈が連なり、ヒマラヤ山脈の裾野になる地域です。この地域は遊牧民が生活をしており、彼らは夏はヒマラヤ山脈の中で牛やヤギを放牧して生活をし、冬になると村に下りてきてミルクを販売して何千年と生活をしてきました。
このマリカ農園は120haの広さがあり、70%がジャングルで残りの30%がマンゴー農園となっています。 農園には管理人として2人が常駐し、冬には遊牧民に農園で生活をしてもらい、マンゴー栽培を行っています。彼らの牛やヤギの糞が肥料となり、またマンゴーの木の下には多くの雑草が生えており、すべてが自然の循環生態系になっている農園です。まるでマカイバリ茶園のようです。東京農業大学の宮田先生の指導のもと、傷がつかないマンゴーをつくるために、日本から果実袋を送り、マンゴーに袋かけを行いました。
農園で働くアブドラ・サッタールさん。
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街中では遊牧民の人がミルク缶を何個も自転車やリヤカーに入れて配達をしている姿がみられます。
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